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白鵬は連勝記録をどこまで伸ばせるのか?

2010.09.29

人気力士の野球賭博問題などで暗い影を落としていた角界に一筋の光明を与えた白鵬、その強さはまさに圧巻だった。来場所は双葉山の連勝記録「69」に挑戦するが、それにしても、その強さの秘密は一体、どこにあるのか?

朝青龍や日本を代表するF1レーサーなど数々の一流アスリートを見てきたカリスマトレーナーのナビスポーツ・櫻井優司氏はこう話す。

「モンゴルの関取の特徴には、子供のころの移動に馬を使用していたことが大きく関与しています。股関節から下肢を自由にしている状態で、腰で重心を維持することで身体軸のバランス調整に重要なインナーマッスルの強化が自然に出来ていたわけです。過去に高砂部屋のモンゴル出身の力士数人をバランス測定装置で計測した経験があったのですが、元横綱・朝青龍の測定結果が手元には驚きましたね。大関のころと横綱になったころ、そして連勝していたころの3回測定したものですが、その他の日本人力士の足バランスと決定的に違ったものがありました。

それは、左右の体重バランスが整っており、また、つま先とかかとの体重バランスもほぼ均等であったことが見受けられたのです。身体軸のバランスが整っていると磐石な足腰と重心とがあいまって、強靭な身体の形成に役立っていることが見受けられます。当時の新聞にも掲載されたことがあったので、“モンゴル力士の強靭なバランス”という題だったと覚えています。

白鵬の連勝記録の予想ですが、モンゴル出身の日馬富士、朝赤龍など左右バランスの整っている力士との相撲での取りこぼしがない限り、双葉山の記録はもとより、戦前の季節場所時代の連勝記録をも塗り替えることになると思いますね」

 

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