[本文はここから]

雪が降るかどうか…決め手は上空の寒気

2014.12.09

雪が降るためには、当然ですが、気温が低くなる必要があります。実は、上空では夏でも雪が降っていて、地面に下りてくるとともに、気温が高くなるので、途中で雪が解けて雨になっているのです。つまり、地上で雪が降るには、地面に近づいても雪がとけないくらいの気温にならないといけません。

気象予測の現場では、一般的に「地上付近で3℃以下」「上空1,500m付近で-6℃」「上空5,000m付近で-30℃」を地上で雪になる温度の目安として気象資料をチェックしています。
(ちなみに、普段みなさんが目にしている天気図は「地上天気図」というもので、地上付近の気象の状態を表したものです。実は、天気図は地上付近のものだけではなく、もっと上空の天気図も作られています。それが、図の「高層天気図」というものです。少し見慣れないかもしれませんね。)
最近では、天気予報の中で、上空5,000m付近に-30℃以下の冷たい空気が入るときは、冬将軍がやってきたとして紹介されることもありますね。この雪となる目安は、強い寒気が南下することを意味しているので、北風も吹いて相当な寒さとなります。
また、より細かい地域の予測を行う場合は、関東地方平野部では「上空1,500m付近で-3℃」、標高の高い地方では「上空1,500m付近で0℃」など地域毎に目安は異なり、地域特性を考慮する事も重要です。

 

[ここからはカテゴリ内ナビゲーション]

社会